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休み時間の避難訓練

校長
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いつ起こるかわからない火事や地震などの災害に対して、無事に避難するなど、自分の身は自分で守る行動ができる力を身に付けるため、本校では定期的に避難訓練をしています。
これまでは、授業中に実施してきた避難訓練ですが、初めて休み時間に実施しました。
子どもたちには、災害はいつ起こるかわからないものだから、休み時間や登下校の途中など、いつ起こっても自分の身を自分で守る力をつけていくことがとても大切、という事前指導をしたうえでの訓練でした。

数日後、M1生とM2生が集まる朝礼の場で、避難訓練後の振り返りを読み上げてもらいました。
「防火避難訓練がありました。訓練といっても、本当の災害なら命にかかわることです。今回の避難訓練は、いつもと違い、いつどこで起きるのかわからない訓練でした。だから、避難経路をよく見ておきました。サイレンが鳴ったとき、どこで起こったのかよく聞きました。聞いた後はすぐに外へ出ました。みんなも外に出ていました。今回行ったことによって、訓練の大切さがわかりました」

「ぼくが改めて実感したことは、いつ起こるかわからない、ということです。放送が流れたとき、ぼくはダンスの振り付けを考えるためにほかの子たちと教室にいました。なので、みんなでいるときばかりではなく、少人数、あるいは一人で行動しているときに起きてもおかしくはないということが改めて分かりました。どんなときでも落ち着いて行動したいと思います」

「訓練をして、放送をきちんと聞くことや、先生の指示を聞くことが大切だと思いました。でも、先生がいないところや放送の音が聞こえないところにいて火事や地震が起こったときは、自分たちでどうするべきかを考えて安全な所に素早く非難することが大切だと思いました」

「避難訓練で、友達が少し慌てていたので引き止めたりしたけれど、声の大きさには気を付けたいです。また、避難するときは走らず素早く決まった場所に行くことができました。本当に火災があったとしたら、今日みたいに素早くできるかわからないので、日ごろも冷静に判断できるようになりたいです」

いつもは先生の指示を聞いていればいいけれど、自分が考えて動かないといけない、ということを子どもたちはとても感じ取ってくれたようです。このような経験を通して、自らを守る力を付けていってもらいます!