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M1学年オンライン広島

校長
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 2学期に広島への宿泊学習を予定しているM1(小学5年)生が、事前学習としてオンラインで広島を訪れました。
現地の案内を始める前に、「どうして原爆について学ばなければいけないの?」「原爆はだめ、戦争はだめって答えは分かっているのに」と問いかけられました。そして、自分の考えを持つためには、知る(情報を調べる)、体験する(現地に行く、現地の人と話をする)ことがとても大切、ということを伝えていただきました。自分が何を知ろうとして、何を考えようとして現地を訪れるのか、そのことをつかむために子どもたちの事前学習が動き始めました。

 一人の児童の振り返りです。
「...一番驚いたのは路面電車のことです。路面電車は、原爆が投下された3日後に動き出したことや今でも被爆した電車が3台も残っていると聞いて驚きました。3日後に動き出したのはとてもすごいことだし、電車が動いていることは生きていた人の広島の復興にもつながったのではないかなと考えました。...次は自分たちが未来のためにがんばる番だと思いました。そしてこれからは、ぼくたちが平和な未来をつくっていこうとあらためて思いました。今日教えてくださったことを大切にきざんで宿泊学習に行こうと思いました」

 事前学習や事後学習も含めた宿泊学習で、多くのことを知るとともに、未来の担い手である子どもたちが、自分の考えをしっかりもてる、大切な学びの機会にしていきたいと思います。