子どもたちのいない夏休み。各学年の壁面掲示から、1学期の学習の様子が見えてきます。

　P3、P4学年のフロアをのぞいてみると...。
P3学年もP4学年も、1学期末に宿泊学習を実施しましたが、その学びをどのように２学期につないでいくか、という意図と思いが壁面掲示から伝わってきました。

　P3学年は、宿泊学習を終えた後に学校で作成した琵琶湖新聞が壁面いっぱいに。一人一人の新聞には、友達からの感想も付箋として貼ってあります。子どもたちは、この新聞を作成する時間、本当に一生懸命に紙面に向かっていました。小学校になってやっと宿泊学習が経験できた、といううれしさが伝わってきます。お互いの新聞を観ているときも、「おもしろい ！」という声があちこちから聞かれたということです。２学期初めに予定されている発表の場が楽しみです。

　P4学年も宿泊学習に行って、非常に充実した時間を過ごしてきましたが、残念ながらその経験を新聞などにまとめる時間を１学期末にとることはできませんでした。P4学年の壁面には、国語で新聞づくりの学習をした後に、班で作成した新聞と子どもたちのほめほめが掲示されています。自分の思いを伝えるために身に付けたこれらのスキルが、２学期初めの宿泊学習の振り返りに活かされていきます。また、図工の作品も掲示されています。自分だけの花が咲いている作品なのですが、一人一人の個性が光っています。「バレエシューズが生まれる努力の花」「一年に一度本が実る木」「銀河のはしに生きる花」「天空のにじの花」などなど...。子どもたちの豊かな発想に思わずうなってしまいました。作品一つ一つ、丁寧に楽しみながら創作してくれたことが伝わってきます。