P２(小学２年)生の図工では、「わくわくおべんとうやさん！」の授業をしています。これまでは、図工室で学習していた単元ですが、今年は向かい合いになる学習場面をできるだけ減らすように、ということから教室で行っています。
とはいうものの、この学習は子どもたちが大好きな活動です。一つ一つの食材の色を紙粘土に混ぜ込んで形を作りあげていきます。様子を見に行くと、「エビフライ」や「目玉焼き」、「ハンバーグ」、「いくら」、「サンドイッチ」、「キュウリやオクラ」などなど。「美味しそうでしょ」と言って見せてくれる顔がなんともうれしそうです。

授業では、このような子どもにとって楽しい活動を通して、じっくりとていねいに形を大切にして創りあげることを体験できるようにしています。加えて、例えばミニトマトのへたを創る際に、伸ばした粘土にはさみで切り込みを入れて形を整えることでへたを創ることができる、というスキルを身につけることも意図しているのです。
作品ができあがるにはもう少し時間がかかりそうです。できあがったときの子どもたちの顔が楽しみです。