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日本学書展表彰式

校長
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11月20日(日)、奈良市役所で「第63回日本学書展」の表彰式がありました。「学校賞」10校の一つに選ばれたため、代表として私が出席させていただきました。

この展覧会は、昭和29年から始まり、全国の学生・生徒・児童の書写・書道技術の向上を図り、創造力を養い、豊かな人間形成に役立てることを目的として、奈良県と奈良市及び両教育委員会が主催するもので、公共団体が主催する全国唯一のものだそうです。表彰式の式辞では杉江雅彦奈良市教育委員長から、「美しいものを素直に美しいと感じる瑞々しい感性を持ってほしいと願っている」という言葉があり、感銘を受けました。また、続いての審査報告では、本校の校訓額を揮毫いただいた書道家の中村象谷先生(日本学書展理事)が挨拶に立たれました。

表彰式では、まず文部科学大臣賞、奈良県知事賞、奈良市長賞など特賞を受賞した63名の児童・生徒・学生に賞状とトロフィーが贈られました。残念ながら、本校からこの特賞に選ばれた者はいなかったのですが、西日本各地から集まった受賞者たちは落ち着いて誇らしげに壇上に上がっていました。続いて、小学校4校、中学校1校、高校3校、大学2校が「学校賞」の表彰を受けました。私が表彰を受ける立場なので、残念ながらその写真を撮ることはできませんでしたが、本校の児童たちを代表してという思いで、厳粛な気持ちで賞状を受け取りました。

表彰式終了後、奈良市美術館(イトーヨーカドー奈良店5階)で開催されている学書展展覧会に足を運びました。特賞作品はガラスケースの中で展示されており、それらの見事な作品にまず圧倒されました。本校からは、特選のP1三輪有沙さん、奥内愛さん、庄司暖佳さん、P2奥葵さん、P4の飯田和花さん、M2大萩祐可さんをはじめ138名の準特選及び入選があり、特選作品はボードに貼られて展示されていました。あまりにたくさんの作品が展示されているために見つけるのに苦労しましたが、見つけた作品に向き合ってみると、どの作品もくっきりと太く、その児童の個性と気持ちが正直に表れているようでした。翌日21日(月)のP朝礼で、いただいた賞状とトロフィーを披露し、「全員の力で受賞したものです。これからも頑張ってください」と児童たちの活躍に敬意を表しました。