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P1夏休み自由研究

校長
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10月1日(土)、P休業日。前日に小学校入試を終え、今日は午後から中学校第1回入試説明会という日です。午前中に時間ができたので、先日から気になっていたP1フロアに展示されている「夏休み自由研究」の作品をゆっくりと見せてもらいました。今回は、その一部を紹介します。

まず目に飛び込んできたのは、B組川口君の「なつのだいさんかくけい」の研究です。黒い画用紙2枚に、こと座のベガ・わし座のアルタイル・白鳥座のデネブがきれいな絵で描かれ、それらが三角形で結ばれています。天の川や周囲の星々もうまく配置されています。南にはさそり座やいて座も描かれ、まるでプラネタリウムを見ているかのようです。1年生ながら、大作に挑んでくれたことに感心しました。

1学期に生活科の授業で扱った「あさがお」についてもいくつかの研究がありました。その中では、A組大橋さんの「あさがおのおしばな」に目をひかれました。額に入れてきれいに仕上がっているのですが、そこに至るまでの工程や苦労をきちんと記録していることに感心しました。昆虫については、A組大塚さんの「クマゼミについて」の研究がよく出来ていました。表紙には細密なクマゼミの絵が描かれ、その特徴を言葉でもしっかりと記録していました。また、標本も添えられていて、羽を広げた状態のクマゼミは見応えがありました。

A組下岡君の「しんぶんスクラップ&なつやすみのおもいで!」という研究も楽しく見せてもらいました。京都鉄道博物館に行った時の記事や自分の誕生日のことを記録したページなど、夏休み中の出来事や考えたことを、膨大な資料を整理しながらまとめたことに感心しました。また、B組水木さんの「わがしづくりたいけん‐ねりきりにちょうせん‐」も素晴らしいと思いました。ゆうがお・ふよう・いわしみずという3種類の上生菓子作りに挑戦した記録です。「はじめて作ってみて、しょくにんさんが気持ちをこめて、時間をかけて作っているのがわかった。楽しかったし、さいごはおまっちゃといっしょにたべられて、おいしかったです」と結ばれていました。自分で作った和菓子をいただくという貴重な経験はきっと心に残ったことだと思います。

この他、絵本作りや書道作品、切り絵・ストーンペイント・粘土細工・折り紙など夏休み中に取り組んだいろいろな研究が展示されていました。すべての作品に拍手を送りたいと思います。