5月27日（金）、本校で、「第58回西日本私立小学校教員研修会」が開催されました。

当日は、西日本私立小学校連合会に加盟している各地の小学校から1000人を越える先生方が来校され、本校の教育の取り組みの様子を見ていただきました。この日のために、小学校の教員たちは児童たちと共に昨年度から準備を重ねてきました。また、この日は幼稚園から高校の全教職員、登翔会の役員や委員の方々にもお手伝いをいただきながら、会を進めることができました。

まず、全学年・全クラスでの公開授業がありました。P1(小1)は国語・生活総合、P2(小2)は英語・算数、P3(小3)は算数・体育・理科、P4(小4)は国語・音楽・社会・M1(小5)は算数・理科・国語、M2は図工・社会・家庭の授業を公開しました。担当する教員は皆緊張の連続だったようですが、子どもたちの素直で積極的な態度に助けられて、上手く進めることができたようです。P4の国語は「新聞を作ろう」というテーマで、奈良新聞社の方にもお越しいただいて、見出しを考える授業に取り組みました。同じくP4の社会は「奈良県のくらし」というテーマで、吉野町から福西さんと奥谷さんをゲストティーチャーにお招きして、県の伝統産業である和紙作りについて学びました。

公開授業後は、MY 体育館で全体会を行いました。その中で、M1・2(小5･6)生たちによる音楽発表がありました。これまでの練習の成果が実り、上々の出来栄えでした。参加されていた他校の先生方からも、「カスタネットの合奏は案外難しいのだが、見事な合奏になっていた」、「迫力ある八木節に元気をもらった」、「最後の合唱に感動した。子どもたちの真っ直ぐな表情と、指導の先生の情熱的な指揮が印象的だった」などの声をいただきました。

午後からは、教科に分かれての分科会があり、公開授業についての意見交換や情報交換、講演会などが行われました。どの教科の分科会もとても熱心で、活発な研修が繰り広げられていました。本校の先生方にとっても大いに参考になる、貴重な経験でした。この経験が子どもたちへのより良い指導となるよう、今後も全員で努力していきたいと思います。関係してくださった皆様に、改めて御礼申し上げます。