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合同運動会 中高編②

校長
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10月8日(月)体育の日、第11回幼小中高合同運動会の"続き"を実施した。一昨日の天候とはうって変わっての秋晴れ。やや暑さを感じるが、高く碧い空、日陰を渡る風の涼しさに、子どもたちの表情も穏やかで楽しそうである。

まずは、中高生と小学生の合同種目、「あわてんぼうのサンタクロース」(P1・Y3)と「台風の目」(P2・Y2)。「あわてんぼうの...」は、ソリに乗ったP1生をY3生のトナカイたちが芝生の上を引っ張るリレー競技。P1生が被ったヘルメットがバトンの代わりである。Y3生は十分に注意されているようで、力任せに勢いよく引っ張ることはせず、P1生の様子を見ながらゆっくり慎重にソリを引く。芝生の上を滑るとあって、乗っているP1生は笑顔いっぱいである。見ているこちらもその心地よさを感じることができた。「台風の目」は、3人で竹の棒を持って、フラッグを回り、障害物を跳び越えるリレー競技である。先ほどのP1と比べると、P2生はかなり力もあり、すばしこい。Y2生を引っ張る勢いで走り、跳ぶ。中にはタイミングが合わず、障害物を壊してしまう組もあったが、多くは息の合った競技ぶりであった。走り終えた後は、Y2生たちの方が疲れていたようにも見えた。

競技に続いては、複数学年による演技である。まずは、M3・M4女子による「Powerful Girls ~いと無敵テンション!~」。各自がピンク・オレンジ・赤・黄色のいずれかの布を持っての登場である。その布を振りながら、優雅に、大胆に、華麗に、繊細に、そして力強く舞う。「いと無敵テンション」とは?とそのネーミングに首を傾げるところもあったが、青空にカラフルな布がよく映え、目を楽しませてもらうと同時に、華やかな気分にさせてもらった。一方、M3・M4男子による「We are」では、赤と青のフラッグを使っての演技であった。皆よく背筋が伸びており、そこから繰り出されるフラッグが縦横に翻る様子は、力強さに加えて、女子の場合と同じく華やかさを感じることができた。競い合うだけではなく、異学齢や異学年による合同演技がこの合同運動会の特徴である。主役にも脇役にもチャレンジし、自分たちが楽しむと同時に、人を楽しませることの喜びも身につけてほしいと願っている。