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M3レシテーションコンテスト

校長
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8月27日(月)、M3レシテーションコンテストが開催された。EC(イングリッシュコミュニケーション)授業において練習を重ね、クラス予選を通過した代表10名が英文の暗誦を競い合う。英語Native教員と中学教頭と共に、私も審査員として参加した。

学年の生徒だけでなく、保護者の方もお見えになっての初めてのコンテストの開幕である。前に控えている発表者一人ひとりの緊張が伝わってくるようであった。「これからの時代は、こうした皆の前で発表する、意見を言うという経験が求められている。緊張はあるだろうが、練習してきたことを堂々と発表してほしい。また、聴いている皆も緊張感を持って聴き、しっかりと応援してあげてほしい」と開会の挨拶をさせてもらった。

暗誦課題は例年と同じく「The Greedy Dog」。食い意地のはった犬が、川面に映った自分の影がくわえる肉を奪い取ろうとして、自らの肉を取り落してしまう話である。覚えてきた英文をただ暗誦するだけではなく、流れ・発音・抑揚・明瞭さなどが問われる。緊張からか、抑揚がなく平板な話しぶりになったり、英文を思い出しながらの発表で流れが悪くなったり、急いで話そうとして早口になったりする者もいたが、皆それぞれ自分の特徴を生かしながら、ある者はゆっくりと落ち着いて話を語って聴かせ、ある者はジェスチャーを交え、感情を込めて話し、またある者は元気いっぱいに発表してくれた。感心したのは、全員がしっかり英文を覚えていたこと、発音が滑らかなことであった。中学1年ではあるが、かなり英文に慣れているなという印象を持った。

発表者以外に、司会を担当してくれた2名の生徒もすべて英語での進行をとても上手にこなしてくれた。聴衆となった生徒たちも、それぞれの発表を真剣な態度で聴いてくれていた。審査の結果、上位3名が決定したが、M3生全員が作り上げた大きな成果だったと思う。来る9/1(土)の尚志祭第1日目での、代表者による発表にも期待したい。