9月1日（土）、第11回となるMY尚志祭が始まった。残念ながらの生憎の雨模様。第1日目はMY体育館での合唱コンクールやプレゼン発表などが中心なのだが、予定していたMYグラウンドの野外ステージでの催しはP体育館での実施となった。

午前9時、MY体育館で開会式が行われた。「10年という区切りが過ぎ、11年目という新たなスタート。または4-4-4で考えての12年という区切りにあと1年という最終段階。どちらとも考えられるが、今までの積み重ねに加えた、また新しい何かが生まれることを願っている」と挨拶をさせてもらった。続いては、恒例となった「M合唱コンクール」が始まった。審査員の一人として聴かせてもらったが、どの学年どのクラスもレベルアップし、なかなか差をつけることが難しいそれぞれの発表であった。M3・4では指揮者も伴奏ピアノも生徒たちが担当する。審査の対象外なのであるが、そんな中にキラッと光る指揮や伴奏があったことに感心させられた。また、番外として登場してくれたY音楽選択者による合唱は秀逸であった。「楽しく歌うことが一番」ということを聴衆に感じさせてくれた発表であった。

午後は、P体育館でのオープニングイベントを覗いてみた。生徒会執行部や特命委員たちが走り回り、各クラスオリジナルのTシャツを着た生徒たちが早くも盛り上がりを見せていた。そんな中で、参加するクラス・クラブ・有志などのアピールが行われた。一つひとつをじっくり見せてもらったが、ドタバタあり、変装あり、脅しや泣き落としありと、それぞれに楽しませてもらった。イベント直後に有志のダンスでは、その熱気がそのまま体育館を包み、観客と一体となったノリノリのステージを味わわせてもらった。その後、MY体育館に移動し、Y2Bのクラス演劇「Alice in Wonderland」を鑑賞した。高校生が久々に演劇に取り組んでくれた。複数配役のアリス（男子もあり）それぞれの演技を楽しませてもらった。

雨に悩まされたとは言え、まずは無事に今年の尚志祭がスタートした。