6月24日（土）、中学入試を考える小学生及びその保護者の方を対象に、給食試食会と学校体験会を催した。

給食試食会では、食数の制限があり、予定していた人数が申込み開始直後に埋まる状況であった。この日のメニューは、豆腐ハンバーグの野菜あんかけ・和え物・豚汁・ごはん・牛乳。当日に生徒たちが食べるものと同じメニューである。私の挨拶に続いて、給食を作っていただいている業者の管理栄養士さんから本校の給食についての説明があった。国産、それもできるだけ地元の食材を使用して、栄養のバランスや食の安全を心掛けた食事を提供していること、生徒に好評のみそ汁などの汁物についてはきちんと出汁を取り、塩分にも気を配っていることなどの話をしていただいた。「健康的なメニューで、とても美味しかったです。野菜が苦手な子どももきれいにいただきました。器もかわいかったです」、「おいしかったです。中学生の間は、お昼に温かいものが食べられるのはうれしいと思います。とても魅力があります」、「素材の味がしっかりしていて、薄味だけどとても満足できました」などの嬉しいお声をいただいた。

学校体験会では、3つの理科実験（物理・化学・生物）、4つの運動クラブ（サッカー・テニス・バスケットボール・バドミントン）と2つの文化クラブ（競技かるた・室内楽）を用意した。物理実験は「シャボン膜のふしぎ」というタイトルで、シャボン膜の透明感と美しい形を観察してもらった。化学実験は「身近な気体の性質を知ろう」。水素・酸素・二酸化炭素・窒素などの身近な気体を体験してもらった。生物実験は「ミクロの世界をのぞいてみよう！」と題し、高性能の顕微鏡を使って、アオミドロやゾウリムシなどを観察してもらった。「丁寧な説明で、とても分かりやすかったです。両眼で見る顕微鏡は見やすくて、子どもたちもいろいろなものを観察したいという気持ちでいっぱいだったようです」、「アオミドロはうにゃうにゃしてかわいかったし、ゾウリムシはコチョコチョと動いているのがおもしろかった。泥の中にこんなにいてるなんてすごいです」などの感想をいただいた。各体験会場では、在校生やクラブ員が子どもたちに付き沿って手伝ってくれた。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。