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登翔会中高保護者大学見学ツアー

校長
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11月18日(金)、登翔会(育友会)の中高会員を対象にした恒例の「大学見学ツアー」が実施された。第6回目となる今年は、大阪市立大学(杉本キャンパス)と近畿大学医学部(大阪狭山キャンパス)を見学させていただいた。

小春日和となったこの日、まず午前中に大阪市立大学を訪問した。正門を入ったところの広場(「ワシントン広場と言うそうである」で1号館をバックに集合写真を撮っていただき、案内されたのは「学術総合センター」という10階建ての建物。そこで広報室の方から、「全国的な知名度はやや低いかもしれないが、一橋大学・神戸大学と共に旧三商大の一つであり、文系・理系の複数学部を持つ公立の総合大学としては日本でも指折りの存在である」などの説明を受けた。説明後は班に分かれてセンター内を見学させていただいた。ラーニングコモンズや情報教育PCルームでは学生たちが個々またはグループで熱心に勉強しており、改めて今の大学生の学習環境を羨ましいと思うと共に、それを上手く活用している学生たちの姿に感心した。センターの屋上には「学情庭園」があり、そこからは大阪市内を一望でき、あべのハルカスも間近に見える距離である。大阪市内であることを忘れるほどの眺望と静けさが印象に残った。

大阪市立大学を後にして、午後はまずお待ちかねのランチタイムである。堺市内のホテルでのランチビュッフェでは、しっかり食べ、しっかりお話をされて、知らない方同士もすぐに仲良くなっておられる光景が見られた。

堺市内から1時間弱で、近畿大学医学部に到着。ここでは、教学部長で、血液・膠原病内科主任教授の松村先生から医学及び医学部を巡る最新情報についての話をいただいた。なかなか難しい内容であったと私は思ったのだが、お母さん方は皆一生懸命に聞いておられ、質問も出るほどであった。その後は、学生たちも使う解剖学の教室に移動して、骨や筋肉、臓器などについての医学部生が取り組むべき勉強内容の基本について教えていただいた。入学することも難しいが、良い医師になるための勉強はさらに難しいということをお母さん方も改めて実感したようである。近大側の熱心な対応のため、予定時間をオーバーすることになったが、参加者されたお母さん方は満足な様子で帰路のバスに乗り込まれた。丁寧に対応していただいた両大学に感謝申し上げます。