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県高文連総合発表

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11月23日(水・祝)、奈良県文化会館国際ホールで、第31回奈良県高等学校総合文化祭の総合発表が行われた。この催しは、文化活動に励む県内の高校生が日頃の成果を発表し合うためのもので、10月29日(土)から県高校文化連盟の各部会で行われた選考や審査、演技等の中から選ばれた各校の文化部等の発表がステージで繰り広げられた。

各校の代表者が校旗を持って登場する開会式典では、生徒実行委員長や県高文連会長からの挨拶やテーマ標語及びポスター原画の入賞者の表彰があった。そして、それに続いてジャパン・マレーシア交流プロジェクト2016で来日しているマレーシアのラワン高校の生徒たちによる民俗舞踊の発表があった。歓迎のダンス・ザビンダンス・シラットダンスが披露されたのだが、その優美で滑らかな動きとエキゾティックな雰囲気に目と耳を楽しませてもらうことができた。本校の生徒が海外で日本文化を伝える時に果たして何があるだろうと、今年も同じ悩みを持ってしまった。

その後は、天理高校Ⅱ部の雅楽から始まり、バトントワリング・吟詠剣詩舞・弁論・合唱・吹奏楽・管弦楽・郷土芸能・マーチングバンドの各部会発表が続いた。いつもながらどの発表も見事である。複数の学校が一緒になって発表した吟詠剣詩舞(榛生昇陽・橿原)や合唱、演劇などは、学校を越えた取り組みとして、生徒たちには大いに刺激になったことだと思う。私の関わった弁論では、優勝者が素晴らしい意見発表をしてくれた。また、これらの発表の間に、その他の部会の活動報告もあった。珍しいのは、高円高校による「ファッション甲子園」への取り組みである。こうした方面には疎いこともあり、やや違和感はあったが、一生懸命になれるものを見つけた生徒たちの努力を評価したいと思った。

残念ながら本校生の出場はなかったが、今年は将棋・小倉百人一首かるた・弁論で全国総文祭への出場を果たしている。どちらかと言えばあまり脚光を浴びないのだが、こうした文化部や生徒による文化活動がもっと発展してほしいと思った。