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Y2イングリッシュキャンプ

校長
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10月25日(火)~27日(木)の2泊3日で、Y2(高1)生が「イングリッシュキャンプ」に取り組んだ。その2日目を視察することができたので、その時の様子を紹介する。

今年の宿泊場所は滋賀県高島市。学校から車を走らせて2時間弱、琵琶湖沿いの静かで落ち着いた宿舎に到着した。Y2生たちは2日目午前のプログラムに取り組んでいるところで、車を降りるとあちこちからネイティブ教員の声や生徒たちの交わす英語が聞こえてきた。この「イングリッシュキャンプ」は、普段の学校での授業とは違って、学年の生徒を14班に分け、班ごとに英語ネイティブ教員1名が付き、期間中はその教員の指導の下で、できる限り英語を使って生活を送るという取り組みである。

早速、班ごとのレッスンの様子を見て回った。来年6月に全員が参加する「オーストラリア語学研修」の事前学習を兼ねていることもあって、この時の内容は「Homestay Situation」及び「Survival English」ということで、ホームステイ先での会話を想定した英語や、病気や健康面で必要な英語を学ぶというものであった。それぞれの研修室では、担当のネイティブ教員の個性がよく出ており、ゲーム形式で英単語の出し合いをしていたり、フレーズを繰り返させながら、相手への質問を身体全体で覚え込ませようとしたりする授業や、生徒同士で会話させながら、それに対して優しくアドバイスを行っている授業などがあった。生徒の方は、調子に乗ってきた班もあれば、まだ盛り上がらず、沈黙の多い班もあったが、オーストラリアに行った時には少しでも会話が弾むようにと懸命に取り組んでいる者が多かった。

午前のレッスン終了後は、ランチタイムである。この日は定番のカレーライス。ネイティブ教員を囲んで、班ごとに食事が始まる。もちろんこれもレッスンの一環であるのだが、お腹が減っていたのか、生徒たちはカレーを食べるのに一生懸命である。しかし、ネイティブ教員たちは、上手くスキを見ながら生徒たちに語りかけたり、お代わりの列に一緒に並んでコミュニケーションを図ったりしている。特に構えるのではなく、日常のさりげない時に英語で話しかけられ、その答えを英語で考え、声に出してみるという繰り返しの中で、個々の生徒たちに自信をつけてもらいたいと思う。