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Y1・PP3ハロウィン交流

校長
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10月27日(木)の2限目、Y1(中3)生がPP3(幼稚園年長児)と恒例のハロウィン交流を行った。PP3生たちはマントにお面姿で、また先生方や英語担当の教員たちは悪魔や魔女に扮して、英語の授業が行われているY1B組にやって来た。女子生徒たちからは、「いやー、かわいい~」の声があがったが、男子生徒たちは照れくさそうで、何だか落ち着かない様子。それでも、普段の英語の授業の時よりは、華やいだ雰囲気を感じて嬉しそうである。

園児たちの目的は一つ。「Trick or Treat」と叫んで、お菓子を手に入れることである。Y1生たちの傍に来ておねだりをすると、用意していた"おにぎりせんべいハロウィンバージョン"をY1生たちが手渡してくれる。それをしっかりと握りしめて、「ありがとう」とお礼を言う園児たち。見ていると、男子も女子も、「こんな純粋な時もあったなあ」と昔を懐かしみ、今の自分を振り返っている様子で、"しみじみ"とした感じである。中には、園児たちを驚かせようと、包帯やトイレットペーパーを使ってミイラに化けてくれていた者もいたのだが、驚いても恐がってもくれない園児たちの反応に、逆に自分が落ち込んでしまっていたようだ。

また、園児たちに優しく話しかけようとする者もいた。「何歳ですか?」「幼稚園は楽しい?」などと語りかけると、意外とはっきり返事をしたりすることにY1生たちは少し驚いた表情である。敷地内で普段から接することもあるからだろうか、幼稚園児たちは中学高校のお兄さんやお姉さんのことを身近で優しい存在だと思っているからこそ、このような振る舞いができるのである。そういうことにY1生たちが気づいてくれると嬉しいと思いながら、この光景を見せてもらった。

少しばかり英語の時間が潰れてしまったが、こうした催しがY1生たちのリフレッシュになればよいと思う。園児たちにはお菓子を、そして園児たちからはY1生たちに"ひとときの和み"がプレゼントされたのではないだろうか。帰り際には、隣のA組からも生徒たちが園児たちを見るために飛び出してきたのが印象的である。