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私立高校校長会県外研修

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8月23日(火)、24日(水)の2日間に亙って奈良県私立高校校長会の県外研修を実施した。昨年度の龍谷大学深草・瀬田両キャンパスに続いて、今年度は関西学院大学三田キャンパスと神戸学院大学ポートアイランドキャンパスを見学させていただいた。

1日目は関西学院大学三田キャンパス。上ヶ原キャンパスに行ったことはあっても、ここを訪れるのは初めてという者が多く、どのような所にどのような内容の学部や施設があるのだろうかと興味津々で訪問させていただいた。奈良から通おうと思えばなかなか難しい距離にあるものの、キャンパスに着いてみれば、「なるほど関学だ!」と思わせる建築や雰囲気である。その美しさには目を見張った。ここにある理工学部及び総合政策学部の先生方からの説明においても、キリスト教精神の説明から始まったのはいかにも関学らしい。また、説明の中で強調されていたのは、文系学部と理系学部が融合したキャンパスであること、アカデミックコモンズという"学生の学生による学生のための生きた学びの場"に力を入れられていることであり、それを実践できる施設設備が整っていることに大いに納得させられた。上ヶ原キャンパスの洗練された懐かしさのある雰囲気とは違った、これからの時代のためのキャンパスという印象を受けた。

2日目の神戸学院大学ポートアイランドキャンパスでは、その立地に驚かされた。校舎6階から北を眺めると、六甲山系が連なり、海沿いにはメリケンパークやハーバーランドが見える。素晴らしい環境である。そして、本格的な煉瓦造りの各校舎も見事である。ここでは、3年前にできた現代社会学部の社会防災学科に興味があった。防災について関心を持つ生徒も多く、それを学問としてどのように展開され、どのような学生を育てようとされているのかを中心に話を伺った。その後は、図書館を見学させていただいた。実に立派で、様々な用途に応えられる設備やシステムを揃えている。とても恵まれた教育環境であるという印象を受けた。

この研修会は、校長自身が大学の取り組みを直接学ぶことによって、自分たちの学校の生徒たちのためにより良い学校改革と進路指導ができればという思いで行っている。お世話になった関西学院大学と神戸学院大学の皆様に改めて感謝申し上げます。