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「進学フェア2017京都」(成基学園)

校長
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8月21日(日)、京都市勧業館みやこめっせで開催された「進学フェア2017京都」(主催:成基学園)に本校も参加し、中学入試についての個別相談を行わせていただいた。成基学園さんは特に京都の中学校や高校に進学実績のある塾で、奈良県については特に塾生の方々が希望する学校の参加に限ったようで、その中に本校も加えていただいたことをありがたく思った。毎年この時期に開催されることもあって、成基学園さんの相談会イコール"暑い"という印象が強いのだが、今年もまた岡崎公園・平安神宮周辺はひどく暑かった。

また、この相談会でいつも意識しているのは、本校のブースでの対応もさることながら、京都の各学校がどのような広報活動や対応をしておられるかということである。大学附属の同志社系列や立命館系列の各学校は、名前を共有しながらも、互いに競う合うかのように特大の幕を後ろに掲げ、たくさんの教員を動員してブースの対応をしている。そして、そうした私学に負けまいと、人気のある公立の高校や中高一貫校が幟を立てて、たくさんの相談者を集めている。どちらも机だけでは間に合わず、そこここに椅子を並べて、膝を突き合わせての説明をしている風景もある。ブースの前に立って、資料を配布したり、呼び込みをしたりという先生もいる。

実際にブースに座って話を聞く訳にはいかないので、何度も回りながら、各ブースでのやり取りを見せてもらう。「後ろにこれだけ並ばれたら、私なら遠慮して早々に席を立つのに」と思うが、相談者の方も熱心に質問を続けている。こうした光景を見せていただくことが大きな刺激になり、参考になる。進学実績やクラブ活動の実績を謳ったり、制服やグッズをアピールしたりしながら自校を印象づけている。そうした点をうまく取り入れていきたいと思っている。

本校のブースにも、混み合うというほどではないが、相談者が続いた。学校の近くにお住まいの方もおられた。余裕のある(?)分、ゆっくり、たっぷりお話をさせていただいた。受験勉強のことや私立学校一般についての話もさせていただいた。受験を考える保護者の思いをしっかり受け止める場として、このような相談会を大事にしたいと考える。