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第1回奈良県私学フェア

校長
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8月12日(金)、やまと郡山城ホールにて、「第1回奈良県私学フェア」(主催:奈良県私学フェア実行委員会、後援:奈良県・奈良県教育委員会)が開催された。この催しは、奈良県私立中高連に加盟する学校の校長会での提案が発端となったもので、特に奈良県内の小学生や中学生にもっと県内の私学の良さを知ってもらい、進学先として選んでほしいという思いを込めて、ようやく実現が叶ったものである。会場をやまと郡山城ホールにしたのは、県北部の方にも南部の方にも利用可能であろうということと、ロビーやステージを使用できるという点からである。

私も私学校長会の一員として、朝の準備の段階から参加させてもらった。各校の先生方がたくさん集まり、自校のことだけではなく、協力しながら全体の準備を進めておられる様子を見て、県内私学同士が互いを知り、団結できることもこの催しの大きな意義であると感じた。

午前11時開始。レセプションホールでの個別相談、展示室での学校紹介、小ホールでの各校別の生徒によるパフォーマンスと3つのコーナーが設けられ、それぞれに教職員や生徒が楽しそうに活発に自校をアピールし始めた。私は、特に関心があったため、小ホールでの生徒たちのパフォーマンスをすべて鑑賞させてもらった。主として文化系クラブの発表であったが、各校の特色がよく表れていて、大変楽しませてもらった。各種のダンスや、弦楽・邦楽・軽音楽などの音楽発表があり、中には少林寺拳法部の組演武や、三味線部の演奏に合わせてなぎなた部が踊るというパフォーマンスもあった。会場に来られた方も興味深く鑑賞されており、こうした生徒たちの実際の活動も、学校選びの参考にしてほしいとと思った。

1000人を越える入場者があり、終了の午後4時まで来場者が絶えなかった。準備期間が少なく、十分な広報活動もできなかった中で、これだけの方を集めることができたのは、各校の実行委員の先生方と進んで協力してくれた多くの生徒たちのお蔭だろうと思う。決して自己満足に終わってはいけないのだが、自分たちも楽しみつつ、協力しつつ、県内の私学の様子を詳しく知っていただける機会を持つことができたのはとても有意義なことであった。参加、協力いただいたすべての方に感謝を申し上げます。