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モンゴル子ども宮殿音楽教室生との交流②

校長
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6月26日(日)、本校を訪れているモンゴル子ども宮殿バイオリン教室生と奈良学園登美ヶ丘中高及び奈良学園中高の両室内楽部との親睦演奏会を、登美ヶ丘キャンパスで開催した。

プログラムは、最初に本校室内楽部による「パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー」と「君が代」、続いて、モンゴルの子どもたちと先生が「モンゴル国歌」「セトゲリーン・エクシク(心の旋律)」「ヘンデルのメサイヤ」「バセリーン・オヤンガ(お祝いの歌)」を披露してくれた。第3部では、本校の室内楽部員の参加による、モンゴルの子どもたち演奏の「おもちゃの交響曲」、そして、奈良学園中高室内楽部員も入っての「ハイドンの交響曲101番『時計』第3楽章」の合同演奏を行った。最後は、モンゴルの子どもたちが「ふるさと」を演奏し、会場の皆さん全員での合唱となった。

昨日の練習の時に感じたのだが、年齢も低く、経験も浅いのだが、モンゴルの子どもたちはこの演奏会のために一生懸命に練習を重ねてきたようで、楽譜を見つめる目、先生の指示を聞く表情など、一人ひとりの音楽に取り組む姿勢が真摯である。また、一つひとつの曲をより美しく丁寧に弾こうという気持ちが強く感じられた。今日の演奏でも、私たち日本人が聴いても郷愁を感じる美しいメロディーのモンゴルの曲を、素朴に純粋に優しい気持ちで演奏してくれていた。

演奏会後のお別れパーティーで感想を聞いてみると、「たくさんの人と一緒に演奏ができたので、とても楽しかった」「ハイドンでは、普段の弦楽器だけでなく、管楽器も入っての演奏に参加できたので、自分がすごく上手になったような気持ちがしました」「日本のお兄さんお姉さんたちがとても上手なので、もっと頑張ろうと思いました」などの声があった。両校の室内楽部の生徒たちからも、「とても上手な演奏に刺激を受けた」「可愛らしいモンゴルの子どもたちと一緒に演奏できて感動しました」などの感想があった。ささやかだが、確かな友好関係が持てたと思う。モンゴルパートナーシップ研究所の皆さんや関係者の皆さんをはじめ、ご来場くださったすべての方々に感謝申し上げます。