7月18日（月祝）、午後からの所用のため、朝から学校に来た。何やら校内のあちこちがにぎやかである。職員室に行くと運動部の顧問の先生たちも来ている。いろいろなクラブで、他校を招いての練習試合があるようだ。良いチャンスと思い、それぞれの練習試合の様子を覗かせてもらうことにした。

高校軟式野球部は、K高校とM高校を招いての練習試合。午前中のK高校との試合を少し見せてもらった。春の大会での県準優勝が自信になっているのか、初回からがっぷり四つに組んでの堂々たる戦いぶり。守備も安定しているように感じた。また、相手もよく鍛えられ、スキのないチームである。短い時間だったが、いい野球を見せてもらった。

MY体育館では、バスケットボール部がY高校とN高校を招いて練習試合を行っていた。見せてもらったのは、本校の中学生男女混合チームとY高校女子チームとの対戦。チーム事情からこのような対戦になったのであろうが、お互い激しいプレスを掛け合い、迫力のある試合であった。男子のいる本校チームが点数的にはリードしていたが、懸命にゴールに向かおうとするY高校の選手たちのひたむきさが印象的だった。

P体育館では、中学女子バレーボール部がI中学との試合中。互いに部員数はあまり多くない（昔に比べて、本当にバレーボールをする人が少なくなってしまったと思う）が、互いの真剣さは体育館に入った途端に伝わってきた。本校はやや守備が弱いのか、相手のサーブやアタックがよく決まる。それでも、一生懸命声を掛け合い、何とか追いつこうと頑張る姿が見られた。

再び総合グラウンドに行き、高校サッカー部の練習試合を観戦した。対戦相手は、何と野球部と同じK高校である。偶然、同じ高校のクラブが本校に来てくれたようだ。試合の流れは、残念ながらK高校のペースである。本校はやや元気がない感じで、得点を奪われた時の切り替えや声の掛け合いに欠けるように思った（あくまで素人の印象だが）。

この他に、テニス部や卓球部も他校生を招いての練習試合を行っていた。他校との練習試合の中で自分たちのレベルをしっかり確認し、"いつでも迎え撃つ"というチームに成長してほしい。