6月25日（土）、中学入試のための学校見学会を開催した。今回は、受験生にとって大いに関心のあるクラブ活動の体験を中心に行った。体験生を受け入れたのは、サッカー部、テニス部、バスケットボール部、バドミントン部、科学部、競技かるた部、室内楽部、ESS同好会の8クラブ・同好会。申し込み時に希望のクラブを選んでもらったところ、運動部ではテニス部、文化部では科学部の人気が高かった。

大雨こそなかったが、あいにくの空模様で、総合グラウンドの天然芝は濡れて走りにくくなっている状態。サッカー部では、MYグラウンドも使用しながら、先輩であるM3・4生たちが希望した子どもたちの指導に当たった。何とお父さんの飛び入り参加もあり、皆でミニゲームに楽しく汗を流した。
テニス部では、顧問の先生の指導の下、ラケットの持ち方から素振りの仕方などを学び、実際に先輩たちとボールの打ち合いを体験。中には、マイラケット持参の経験者も参加してくれていた。
バスケットボール部でも、先輩たちの指導を受けながらゲームを実施。皆の楽しそうな様子に、一緒についてきた低学年の弟君も参加を願い出て、認めてもらっていた。「試合は結構疲れたけど、いつもの学校のクラブより楽しかったです」などの声をいただいた。
文化部では、科学部での理科実験が好評。「説明してくれる生徒さんの科学が好きだという思いが伝わってきました。しっかりした説明がよかったです。中学生とは思えませんでした」などの感想をいただいた。競技かるた部でも、「とても丁寧に教えていただき、在校生との対戦もできて、大満足のようでした」という声をいただき、部員獲得を目指す先輩たちにとっても励みになったようである。

保護者の方を対象にした説明会では、「中学高校時代のクラブ活動は、学校生活の充実や心身の成長、個々の才能の開花などに重要な役割を果たします。実績はまだまだ少ないですが、文（学業）と武（運動部）だけではなく、文（学業）と文（文化部）にも力を入れています。ぜひ学校選びの参考にしてください」と私から挨拶させていただきました。「とても良い先輩方のおかげで大変楽しく参加させていただきました。本人の志望順位が急上昇したようです。また、機会があればぜひイベント等に参加させていただきたいです」などのお声をいただき、ありがたく思いました。