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Y3オーストラリア語学研修②

校長
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6月15日(水)、Y3(高2)生のオーストラリア語学研修11日目のフェアウエルパーティの様子を報告する。

このパーティは交流校での研修の終了とお世話になったホストファミリーとのお別れを兼ねて開催される。私が伺ったのは、この語学研修での交流をはじめとした教育連携協定を本校と結んでいるAQ校と、今年度から交流校になったHV校である。時間の都合でSS校には行けなかった。

まずAQ校に向かった。クラスを担当した先生から一人ひとりに修了証を授与されるところから会が始まった。舞台に呼ばれた生徒たちはちょっと照れくさそうで、ちょっと誇らしげ。自分自身の頑張りに、自らで「よく頑張ったな」と声をかけているような感じである。中には、先生とハグを交わす者もいる。10日間の出会いに素直に感動する生徒たちの姿に、私も素直に喜ぶことができた。その後は、ホストファミリーが用意してくれた食事を皆でいただく時間になった。生徒同士、ホストファミリーと共になど、思い思いに食事を楽しんでいた。それにしても、よくこれだけのピザを食べられるなというほどの食欲。これもオーストラリアで身につけたのだろうか。

その後、HV校に移動した。ここでは食事も済み、生徒たちのプレゼンテーションに入っていた。生徒による、オーストラリアの方々への日本紹介である。プレゼンのパワーポイント作りは彼らにとってお手のもの。問題は度胸と英語力である。日本の花火や節分についての紹介を聞いた。クイズを交えたり、紙の豆を用意して鬼に向かって投げてもらうなどの演出があったりと、よく出来ていた。HV校の先生方やホストファミリーの皆さんも大いに楽しんでくれていた。オーストラリアの人たちは、大人も子どもも楽しみ方が上手である。

最後の生徒代表の挨拶は見事だった。滑らかな英語で、この間のエピソードと感謝の思い、自身の思いを語っていた。会場のすべての人が感心して聞いていた。その後のホストファミリーへの感謝の手紙を渡す時にも、感動的な場面がたくさんあった。これもホストファミリーの皆さんの温かいもてなしのお蔭だろうと思った。すべてが上手く行くことは難しいと思うが、その一つひとつを何とか乗り越えた生徒たちの健気な努力に拍手を送りたい。