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【古川】M3女子保健講座「つぼみスクール」

校長
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4月17日(金)、3限目にM3生女子を対象に、昼休みにはM3生の保護者を対象にした「つぼみスクール」を実施した。この催しは、下着メーカーのワコールさんが企画されているもので、子どもから大人の女性の身体になっていく10~14歳の女子に対して、そのとまどいや悩みを解消し、自分の身体を大事にしようと呼びかけ、さらにはより良い下着選びをアドバイスするというものである。

中学に入学したばかりのM3生であること、4月後半には3泊4日の宿泊オリエンテーションを控えているということを考えて、本校では毎年この時期にこのスクールを開催している。さすがに、生徒たちに交じって話を聞くわけにはいかないので、昼休みの保護者対象のスクールに、お母さま方の中に交じって、一番後ろで話を聞かせていただいた。

講師先生のお話の中で印象に残ったことをいくつか紹介する。
・お母さま方の子どもの頃と比べると、今の子どもたちの身体の成長はかなり早くなっています。そのことを踏まえて、この時期のお子様の身体のことをしっかり考えてあげてください。
・身体の成長の早い子は落ち着いていることが多いのですが、遅い子はそのことを心配したり、不安に思ったりします。そういう時には、「大人になる早さは人によって違うよ、心配することないよ」と声を掛けてあげてください。
・10~14歳は身体の成長にとってとても大事な時期です。そしてその成長に合わせた下着選びも、女の子の身体を守るためにとても大切です。早い時期から母と娘の女性同士が率直に話し合える環境を作っておいてください。
・今の自分の身体に合ったものを、自分自身で選ぶということを意識させてあげてください。まだ使えるからと、お母さまやお姉さまのお古を譲ってはいけませんよ。

自社の製品を宣伝するのではなく、少しでも多くの人に大事なことを啓発しようとする企業側のこうした取り組みに、「うまいなあ」と思いつつ、感心してしまった。当たり前のことなのかもしれないが、見習いたいことである。