3月29日（日）に中学校見学会を実施した。あいにくの雨にもかかわらず、申し込まれた方ほぼ全員が参加してくださった。たいへんありがたいことである

今回の見学会で最も活躍してくれたのは、学校内容の説明を引き受けてくれたY3（高2）生の女子生徒たちである。昨年度の生徒会で要職を担ってくれていた彼女たちなので、上手く説明はしてくれるだろうと思っていたが、その落ち着いた態度や丁寧で分かりやすい説明ぶり、気取らず気負わず率直に学校の様子を語ってくれたことに、大いに感謝したい。

「在校生による学校紹介を聞くことができてうれしく思っています。学校生活をのびのびとイキイキと、様々なことにチャレンジしながら、成長期を楽しんでおられること、しかも、その中にあっても、自分の進路を踏まえてしっかりと勉強にも取り組んでおられるところが印象的でした」、「在校生の3名の方が話されている姿を見て驚きました。すごく良く理解できました。落ち着いていて、たくさん人前で話す経験を積んだのだろうと想像できます」といった意見が、事後のアンケートにあった。彼女たち以上に、この見学会を企画した私たち教員の方にとって嬉しく、ありがたい言葉である。

「新6年生にとっては、中学受験までもう1年を切っています。今日の見学会をきっかけにして受験に臨む気持ちを高めてほしいと思います。また、本校が皆さんの第1志望になれば嬉しいと思います。」と開会の挨拶で述べた。この見学会を機に、「ここで頑張ろう」、「ここに預けよう」と決意してくださる小学生やその保護者の方々が増えてくれること望みつつ、傘を差しながら親子仲良く学校を後にして行く方々を見送った。