3月26日（木）、昨日から2泊3日で開催されているY3（高2）生希望者対象の春期セミナーの視察と激励のために、四条畷市の緑の文化園内にあるSEI生駒セミナーハウスを訪問した。自然に囲まれた良い環境であり、施設設備もとてもきれいで、学校からも比較的近いこともあり、毎回このセミナーハウスを利用させてもらっている。

Y3学年では、夏期・冬期に「数学セミナー」として数学中心の勉強合宿を行ってきたが、生徒たちからの要望もあり、この春期では英語・国語も加え、与えられた課題を仕上げながら、分からない所はすぐに教員に質問することができるという形式でのセミナーに取り組むことになった。

私が伺った時には、ちょうど昼の休憩が終わり、午後の勉強がスタートするところ。すでに彼らは昨日から16時間以上の勉強をこなしていたが、早速各自の課題に挑み始めた。各教科の教員が待機するブースにもやって来て、解法のヒントを尋ねる者、自分の解答を添削してもらう者など、日頃学校で行っている時とは少し違う、真剣ながらくつろいだ雰囲気で話を交わしている姿が印象的だった。

4月からはいよいよY4（高3）生となる彼らは、今何をやらなければならないかはもう充分に分かっている。しかし、それだからこそ焦りもするし、不安を感じることも多いだろう。保護者からプレッシャーをかけられている者もいるかもしれない。勉強に取り組む彼らの後姿を眺めながら、「頑張れ！」という言葉よりも、「落ち着け、焦るな、コツコツでいいぞ、続けることが大事やぞ！」と無言でエールを送った。分かってくれただろうか？