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P4収穫祭・餅つきを行いました

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11月18日(金)、P4(小4)生が収穫祭と餅つきを行いました。
最初に感謝の気持ちを込めて収穫祭が執り行われました。梅雨の頃の苗植えから始まって、先日の稲刈りで収穫したお米に感謝する催しです。
指導をしてくださっているグリーンファームの飯田さんから収穫祭について「苗半作という言葉があります。苗を大切に育てることで収穫の半分は約束されるという意味です。みなさんはこれから勉強して大人になっていく苗ですね。今、苗のうちにしっかりと勉強して体も心も鍛えることは、将来の半分が約束されたのと同じす。どうかしっかりと小学校生活を送ってください」とお話がありました。
また現在では勤労感謝の日として働く人に感謝をする祭日が、日本古来からの食べ物の収穫に感謝する祭典「新嘗祭」に由来することが紹介され、その儀式体験が行われました。
収穫したうるち米15kgは、みんなで分け合いました。もち米は、みんなが集まる前からお手伝いをいただいた保護者の方によって蒸され、臼に移し、3班に分かれての餅つきです。
一人10回、「せーの、よいしょ!」の大きなかけ声で杵を元気よく振り下ろしました。初めての体験で、臼の縁を叩いてしまったり、力が思うように入らなかったりする子どももいました。一方では腰をしっかりと入れ、力強くペッタンペッタンと振り下ろすたくましい子どももいて、振り下ろす度にみんなから「おー!」という声と共に拍手が起こっていました。どんどんお餅に変わっていく様子を見て「お餅になってる」「お餅の匂いがする」「すごい。おいしそう」という感動の声が子どもたちの間から聞かれました。
次は、つきあがったお餅をみんなで丸める作業です。用意されたケースの中には、みるみるお餅でいっぱいになりました。
最後は、出来上がったばかりのお餅を砂糖醤油で味わいました。
「いただきます、とはお米の命をいただくということですよ」という飯田さんのお話を、それぞれが思い出しながら、手を合わせて大きな声で「いただきます」。とても柔らかいお餅を、みんな、本当に幸せそうな笑顔で食べました。
「お店で売ってるお餅よりも100倍おいしい」という声に、まわりのお友だちから「そうそう。すごくおいしい」という声が上がっていました。