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糞虫についての出前授業

校長
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P3(小学3年)生のサイエンス教室「学ぼう!!糞虫のふしぎ」に奈良町の糞虫館から中村先生に来ていただき、お話を聞くことができました。

大仏様より古くから鹿とともに奈良公園に住み続けている糞虫たちです。毎日の鹿の糞の量は1トンということですから、糞虫たちが食べて分解してくれなければ大変なことになってしまいます。なんと日本にいる糞虫160種類のうち60種類も奈良に住んでいるというお話も聞いてびっくりです。そんなお話の後に糞虫を顕微鏡で観察することができたので、子どもたちの興味はさらに高まった様子でした。

子どもたちの感想をのぞいてみました。

「私は、フン虫にも昆虫にももともときょうみがなかったけれど、中村先生のおかげできょうみをもちました。何よりも、冬にしか外で行動しないフン虫がいることにおどろきました。そのフン虫は考えて行動しているということで、頭がいいなと思いました。」

「いろいろなフン虫の名前がわかったし、オスやメスの見分け方、かんぜんへんたいだということ、奈良にしかいないフン虫のこと、いろいろなフンを食べることなど、他にもたくさんのことが渡りました。そして、虫がきらいだったけど、すこしきょうみをもちました。フン虫だけでなく、ほかの虫もみてみたくなりました。」

これから理科で昆虫の学習をしていく子どもたちにとって、大きな学習への動機づけにもなったようです。

早速、糞虫館を訪れてくださったご家庭もあったようです。うれしいことです。