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「水中の生き物調査隊〜ビオトープには何がいるかな!?〜」を行いました

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 11月30日(木)、奈良学園大学 高岡昌子先生、水中昆虫学者 磯邉ゆう先生と奈良学園登美ヶ丘中高「自然再生研究会」の生徒たちにきていただいて、年中組の園児たちは「水中の生き物調査隊〜ビオトープには何がいるかな!?〜」を行いました。

 まず、テーブルの上に置かれた瓶の中には校内のビオトープから採取された水が入っています。瓶の中で動き回る小さなエビを網杓子ですくい上げ、シャーレに移し、スポイドで水を加えました。それを中高生のお兄さんに教えてもらいながら、双眼実態顕微鏡で観察を始めました。「あっ!見えた見えた!」「小さい足、必死に動かしてる」と、順に交代しながら、観察をしました。
先生が、ヌマエビの写真を手に、「このエビの中を通っている黒い線は何だと思う?」の質問に、「背骨?」「模様?」などさまざまな答えの中に「これ、ウンチ!」と何人かの園児から声があがりました。「そう。大正解。これはエビさんのウンチです。腸が透けて見えてるからね」と先生から説明がありました。
「では、人間の腸って、どれだけの長さがあるんだろうね」と、先生が人体の内蔵を模したエプロンをつけて、そこから腸の端を持ってもらい引っ張り出して行くと、なんと部屋の端から端までの長さになって、みんなびっくりしました。

 後半は、実際に学校のプロムナードの入口近くのビオトープへ観察に行きました。
中高のお兄さんが網で水草の中で隠れていた小さなエビや大きなドンコをすくいあげると園児たちはとても興味深げに観察していました。