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「礼法参観」でお茶会を開きました

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年長の子どもたちは、裏千家の赤木宗好先生から1年間「礼法」を学んできました。最後のお稽古となるこの日、保護者の方をお招きして、お茶会形式で日頃の成果を見ていただきました。

作法室に入る際、子どもたちは手をついて一礼し、右足から入室。全員が揃ったところで、きちんと正座をして「よろしくお願いします」と、「真」のごあいさつをしました。最初に赤木先生から、床に飾られたお花や掛け軸について説明。その後お菓子が配られます。お菓子を懐紙に取る時は、「お先にいただきます」と隣のお友だちに声をかけるのが礼儀です。お茶をいただく前には、「ありがとうございます」と、お茶を点てた方に感謝の気持ちを表します。初めて味わうお抹茶に、子どもたちはちょっぴり渋い表情でしたが、お茶会での一連の作法をきちんとやり終えることができました。

最後に赤木先生は、「みんな落ち着いて、よくできましたね。前回のお稽古の時よりずっと上手にできていました。小学校へ行ってもこの経験を大切にしてくださいね」と、声をかけました。最初は正座をしてじっと座っていることも難しかった子どもたちも、この1年間でとても成長しました。参観に来られた保護者の方も、いつもの姿とは違う立ち居振る舞いに、目を細めておられました。