卒園児54人は保護者の皆様の温かな拍手に迎えられて遊戯室へ入場し、元気よく園歌を斉唱しました。そして、名前を一人ひとり呼ばれると「はい」と大きな声で返事をして、将来の自分の夢がコメントで流れる中をしっかりとした足取りで進み、荒井恵子園長から修了証書を受け取りました。

卒園児の将来の夢には、サッカー選手、泥棒をやっつけるおまわりさん、人を助けるお医者さん、病気の人を助ける薬を作る人、パイロット、やさしくてかわいい魔女、パティシエ、幼稚園の先生、小学校の先生など様々で、会場いっぱいに夢が広がっていました。

続いて、荒井園長が「自分から挑戦する心、お友だちと協力し助け合う心、優しくする心が膨らんで心も体も立派になったので、修了証書を渡すのですよ」と園児に語りかけ、『でんでんむしのかなしみ』のお話を導入しながら式辞を述べました。西川彭理事長は卒園児一人ひとりと握手を交わして「小学校へいってらっしゃい」と卒園を祝いました。

来賓を代表して育友会長の櫟本崇恵様から祝辞をいただき、卒園児の保護者を代表して鈴木純様が謝辞を述べました。

最後に、卒園児たちが保護者の皆様の方に向かって並び、旅立ちの言葉を送りました。入園の時からお友だちがたくさんできた時のこと、遠足、発表会、運動会、お泊まり保育と、いろいろな経験をした思い出を話しました。そして、送り迎えをしてくれたお父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、先生、お友だちに感謝して、「ぼくたちもうすぐ1年生、元気いっぱいに頑張ります」と大きな声で宣言し、会場を後にしました。