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落語会を楽しみました

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1月20日、全園児と保護者の皆様を対象に落語会を開きました。落語を披露したのは本学園の登美ヶ丘中学校高等学校の梶ヶ内教諭です。『雲の雀風(くものじゃんぷ)』の高座名で舞台に上がるアマチュア落語家で、高校在学中に落語を始めたそうです。

会場入り口では、年長児が手作りの入場券を配るなどして来園者の皆様をお出迎えし、落語への期待がより一層高まってきました。

年長児の元気な挨拶で会が始まると、大きな拍手に迎えられて梶ヶ内教諭が登場。高座の意味をはじめ、一人で行う芝居や特有の道具と服装及びオチがあるという3つの落語の特徴について、身振り手振りを交えて楽しく面白く解説し、皆、興味津々な様子で聞き入っていました。さらに、『中入り』と呼ばれる休憩時間に、落語家の道具である扇子や手ぬぐい、小拍子を見せていただき、園児たちは落語の世界を身近に感じていたようでした。

休憩が終わるといよいよ本番です。出囃子「石段」にのって先生が高座にあがりました。演目は「つる」という噺で、園児たちにもわかりやすいようにと工夫を凝らした味わいある語り口調と所作で、遊戯室は笑いの渦に包まれました。

最後に園児たちが「ありがとうございました」とお礼を述べ、手作りの花束を贈って感謝の気持ちを伝えました。荒井園長は保護者の皆様に『まんじゅうこわい』や『じゅげむ』の絵本を紹介した後、「日本の伝統芸能のひとつとして落語に触れてほしいと思います。今回を機にご家族皆様で落語に親しんでください」と締めくくりました。