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みてみて☆きらきら発表会を開きました

 
 

第3回「みてみて☆きらきら発表会」が11日、本学園登美ヶ丘P体育館で開かれました。
クラスごとに劇を発表する内容で、1年間の幼稚園生活で身に付けた表現力や集中力、物語を楽しむ心などを、「劇遊び」という形にして、子どもたちと教師が話し合いながら創り上げたものです。

子どもたちは保護者の手作り衣装を身にまとい、物語に登場するウサギやライオン、海賊、姫、地蔵などになりきり、演じていました。時には恥ずかしそうにしながらも、元気よく舞台を駆け回りました。

プログラムはもみじ組が「ともだちほしいな」、さくら組は「おおかみと7ひきのこやぎ」、ひまわり組は「ピーターパン」、あじさい組は「だれがいちばん き・れ・い?」、ほし組は「北風のくれたテーブルクロス」、そら組は「ふしぎなずきん」で、相手を思いやる心や、みんなで力を合わせる大切さ、そして、他人と比較することなくありのままの自分が一番すてきだという内容が伝わってきました。

最後に年少と年中が合唱「イエイ!」を、年長が合奏「ハンガリー舞曲」を発表し、体育館にはかわいらしい歌声や、美しい音色が響き渡りました。保護者や来賓のみなさまから大きな拍手を受けると、子どもたちの顔は達成感にあふれ、うれしそうに笑顔を見せていました。

荒井園長より、物語の意味や登場者たちの心情を頭で理解させるのではなく、なりきって表現することで感じとる力を大切にしていること。そのため、大人が考えるような主役や脇役などはなくどの役割も重要で、初めから台本を作らず子どもたちの表現を引き出しながらまとめていったこと。劇を創り上げる過程で、子どもたちに考える力や意欲、達成感、自信を付けていけるように取り組んでいること等の話がありました。