子どもたちの運動能力の基礎を養い、身体を動かす楽しさを知ってもらうことを目的に、ならスポーツネットワークの丹羽敦巳先生たちを講師に迎えて実施している「スポーツ教室」を17・19日の2日間の日程で行いました。この特別講座は、昨年度から定期的に実施している取り組みで、今年度もあと4回計画しています。

PP2（年中）は鉄棒に挑みました。園児たちは園庭に集合し、まず鉄棒の正しいつかみ方を教わりました。最初はこわごわとつかんでいた園児も、鉄棒にぶら下がって慣れ親しむことで、『前回り』『足抜き降り』などにも挑戦することができました。

続いてPP1（年少）はマット運動を行いました。園児はマットの上でクマやみのむし、ウサギになって跳ねたり転がったりと元気いっぱいに身体を動かして、「楽しいね」「もっとやりたい」と、初めてのスポーツ教室を楽しんでいました。

また、PP3（年長）の園児たちは跳び箱に挑戦しました。先生の「トン・パッ・パ！」の声に合わせて元気よくロイター板（踏み切り板）を踏み切っていました。お尻を打つ子どもや、開脚できずにぶつかっていた子どもも練習を重ねるうちに3段の跳び箱を飛べるよ
うになり、「もっと飛べるよ」と、誇らしげな顔を見せていました。そして最後に、マットの上で『肩倒立』の練習にも取り組み、「もっと練習して上手になりたい！」と意欲を持ってくれたようです。