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中高生が幼稚園児との異学齢交流活動を行いました

 
 

本校中高演劇部の発案で幼稚園との異学齢交流活動が行われました。今回は、年少組との交流の様子を紹介します。

遊戯室に集まった年少組の園児たちが「どうしてカーテンが閉っているの?」と不思議な様子でワクワクしていると、演劇部のお兄さん、お姉さんたちが、この日のためにと練習してきた『おおきなカブ』の芝居を披露してくれました。

おじいさんの植えたカブが大きくなり、家族で食べるために引き抜こうとしますが抜けません。おばあさんが手伝い、孫娘が手伝い、そして猫さんやネズミさんが手伝って一緒に引っ張っても大きなカブは抜けませんでした。

「そうだ!幼稚園のみんなも手伝ってよ!」と、お姉さんから声がかかると、園児たちは大喜びで、早速ネズミさんの後ろにくっついて「ウントコショ!ドッコイショ!」と、大きな掛け声をかけて引っ張りました。園長先生たちも一緒に「ウントコショ!ドッコイショ!」と引っ張ると、「抜けたー!!」と、大歓声があがりました。

「みんなのおかげでカブが抜けました。ありがとう」と言われて、園児たちもうれしそうに「楽しかった」「また来てね」と、応えていました。

演劇部顧問の井本教諭は「昨年の絵本読み聞かせに続いて、もっと楽しんでもらおうと生徒たちもがんばって練習してきました。喜んでもらえてうれしいです」と話し、園児たちにとっても生徒たちにとっても、奈良学園登美ヶ丘ならではの異学齢交流の貴重な体験となりました。