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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

遊園地に行った経験から

園長
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遊園地での経験から段ボールを汽車に見立てて遊び始めた年少組の子ども達。運動会の練習などで途切れていた遊びでしたが、園庭に出してみるとまた、楽しい遊びが再開しました。

今まで遊んでいなかった子どもも「乗りたい乗りたい」と運転手やお客さんになって遊んでいました。鉄道好きの子どもは、それぞれの駅に止まったり切符を売ったり、駅に着いた時のアナウンスをなりきってしたりしていました。「ドアにごちゅういください」「この電車は奈良行き急行です」と言ってみたり自分の経験からの言葉なのか、絵本やお話からの言葉なのか、3歳児なりの言葉で遊びを進めています。

あまり、経験の無い子どもたちもよく知っている子ども達のするのを見ながら同じように仲間に入ったり、寄り添ったりしています。遊びの中でコミュニケーション力をつけることが出来るようになっていきます。その場にあった言葉を使うことも経験します。運転手になるためには、お客さんも必要です。なかなか我が儘を聞いてはもらえない所で、相手との折り合いの付け方を経験しながら学んでいきます。大人が言葉で、教えても身につかない力が、こんな遊びの中で身についていくと思います。

自分の好きな遊びを「あそびこんでいく」ことが、幼児期には、大切な大切な経験です。