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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

かえるくん「こんにちは」「さようなら」

園長
  • かえるくん「こんにちは」「さようなら」
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年長組では、たくさんの小動物が飼われています。「いもり」「やもり」「へび」「かえる」「おたまじゃくし」「ばった」「あげはちょうの幼虫」「かぶとむし」「くわがたむし」「かたつむり」などいろいろいますが、エサには何をあげたらいいのか図鑑などで調べています。

生きているエサが必要なものもいるので、随分悩んでいます。例えば「へび」にはミミズをあげています。ミミズも生き物ですからちょっと「かわいそうだなあ」と思います。「アゲハチョウの幼虫」はレモンの木の葉を、「クワガタムシ・カブトムシ」には蜜やゼリーを、「カタツムリ」には野菜を、「オタマジャクシ」にはかつおぶしやおたまじゃくしのエサをあげました。

でも、「カエル」「やもり」「いもり」は、生きた虫しか食べません。困ってしまいました。
先生たちは、子供たちのいない間に小さな虫を苦労して捕まえてあげていましたが、カエルのエサはそんなにあげられません。
子供たちにカエルの気持ちを考えてもらいました。「きっとおなか空いてると思う」「広いところでぴょんぴょん跳びたいかもしれない」「おかあさんやおとうさんに会いたいかもしれない」などいろいろな意見がありました。

「ビオトープへ連れていってあげよう」という意見がたくさんありましたが、「だれかに捕まったらどうしよう」「食べられるかもしれないからあかん」という意見もありました。さて、どうしたらいいか長い間考えて、誰にも捕まらないように看板をみんなで描いて、ビオトープへ逃がすことになりました。

カエルたちは、元気よくビオトープへ飛びこんですいすいと逃げていきました。「かえるさんばいばい」「元気でねえ」「仲良く暮らすんだよー」と見送りました。