秋の園庭では、子どもたちが子ども王国を作って遊んでいます。毎日形も大きさも違います。今日はどんな風に作ろうか？明日はどんな風に作ろうかとわくわくしながら幼稚園に来ていることだと思います。夢はどんどん広がって行きます。心地よい季節にわくわくしながら頭の中を知恵と工夫が駆け回ります。年長組が作り出すと年中組も作り出します。いろいろな子どもが入れ替わり立ち替わり自分のしたいように考えて作ったり友達の作っている中に入って協力して作ったりしています。会話もどんどん弾みます。なんと言っても『子ども王国』ですから自分たちが作って自分たちが遊ぶ場所なのです。誰が入っても大丈夫。みんなの王国ですから「ダメ」と言う子はいません。
だから、みんなの好奇心や知恵がむくむくと育って形も常に変わっていきます。思わず「私も入れて」と言って遊びに加わりたくなります。
年長組は、森の工作館で森の中を冒険や探索をしたのでやはり、体験は自分たちの生活に役立っているのでしょうね。沢山の大切な体験の中で「学びに向かう力」が育っていると実感しています。
さて、明日はどんな『子ども王国』になっていくでしょうか。楽しみです。