奈良学園幼稚園のミニ運動会を１０月２１日(日)に無事開催できました。あいにく土曜日の天候が、悪かったので延期させていただきましたが、お陰様で秋晴れの空の下で、素晴らしい運動会となりました。

年長組は、最年長として立派な演技や競技をしました。
マーチングは、年間を通して行っていますが、マーチングの先生のプログラムによって、一学期から少しずつ少しずつ仕上げてきました。夏の暑い間は、空調の効いた遊戯室や保育室で、太鼓を持たずに隊形移動やリズムの打ち方を教えてもらいました。担任は、子ども一人一人に励ましの言葉を発しながら、意欲的な態度を引き出していました。
組み体操も、基本の身体作りは、一学期から取り組んできていますが、素早い瞬発力や力を合わせていく協調性、そして、持久力など様々な力が、結果として身についていると思います。
子どもたちは、様々な場面で様々な経験を積んでいきます。一つ一つ仕上げるたびに、達成感を感じ、自分の心や体の力にしています。
子どもたちの心情・意欲・態度は、着実に育っていると感じています。
年長組の子どもたちに、「疲れるから、もう練習今日はやめれば」と言うと「もう一回する」と元気な声が、響きます。
この自信に満ちあふれる年長児の姿を観て、難しいことにも挑戦する力、粘り強くやり遂げようとする、友達と協力しながら頑張るという力＝『社会情動的スキル・非認知能力』が、育っていると感動しているところです。