８月８日「南京市立北欧愛德美幼稚園」を訪問しました。園舎は、北欧を思わせる雰囲気が漂う素敵な建物でした。ビビアン理事長様をはじめ、園長先生・スタッフの先生方・子どもたちが出迎えて下さいました。

早速、講義がはじまりました。教員の皆様に「教員としての心構え」というテーマで話を進めました。私の園の先生たちの仕事の様子を動画でみてもらいました。通訳の方が歌詞を中国語に変換して下さっていたので、中国の先生もわかりやすかったのでしょう。楽しそうな表情で視て下さいました。
話の中で子どもたちが描いた"ザリガニ"の絵を見せました。中国では、ザリガニを食することを聞いていたので「ザリガニ食べたことがある先生いますか」と問いかけると沢山の手があがりました。「日本では食べません。日本の幼稚園では、子どもたちがザリガニで遊びます。その後に描いた絵ですよ」と伝えると「オー」と驚かれた様子でした。国によって文化は様々ですね。
最後に、団扇シアターで花火を演じました。皆さんにこにこ笑顔で、演じる私も嬉しくなりました。プレゼントするととても喜んで下さいました。中国の子どもたち、視てくれるかな♪
主任からは保護者の方に「子どもの声が聞こえますか」のテーマで、遊びも取り入れながら楽しく話しを進めてくれました。皆さん、一生懸命に耳を傾けで下さっていました。

園舎見学では、子どもが「遊びたい」「楽しい」「やりたい」と思えるような遊具・用具の設置や知的好奇心を揺さぶるような環境づくりに、先生方の保育の質にこだわる熱い姿勢を感じました。
絵本の部屋では、絵本が整理・整頓され、ブック型の絵本貸し出しカードも用意されていまいました。親子で読んだあと、感想を書いて園にもって来ることを聞き、保護者支援にも力を注いでおられることに感心しました。
私の園の教育方針と共通する部分も多々あり、
子どもの将来を見据えた教育に尚一層とりくまなくてはと思いました。