３園目の訪問先は、今年の７月に開園された"凱敦斯国際托幼"を訪問しました。
この園の対象児は、０歳児から３歳児です。
ショッピングセンターの１階に所在し、ドアを開けるとショッピングセンターと直結していました。
室内は国際色豊かでファンタジーな世界が広がる内装でした。英語教育を取り入れ、英語の先生も常勤されています。遊具・用具は、色彩も柔らかく、安全性も重視され、低年齢児に適応したものが設置されていました。
天井には、こどもたちの絵が飾られ、インテリアの一部になっていました。日本ではあまりみかけない斬新な展示の仕方に柔軟な発想の素晴らしさを感じました。
保育室の間仕切りはガラス素材で中の様子がよく見えます。巡回中、先生たちが集まって研修されている場面に出会いました。部屋の片面は一面鏡でとても広く感じます。歌を歌っている先生たちの姿から、歌の勉強会をされているのだなと思いました。中国の先生も日本の先生も、自身の保育力を高めるために学ぼうとする姿勢は同じですね。

全てを見学した後、ショッピングセンターに案内して下さいました。ブティックや雑貨店等のテナントが並び、驚いたことにジェットコースターが走っています。子どもたちの遊ぶ広場もありました。しばし、ウィンドーウショッピングを楽しみ､園に戻りました。セキュリティーも万全でした。

この視察で３園を訪問しましたが、德美グループの幼稚園は18園あり、園児総数は6000人、先生の総数は1000人と聞き、驚くばかりでした。さすが、人口世界１位、13億７０００万人の大国です。