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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

中国訪問②

園長
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今回の訪問では、現地の幼稚園の先生や保護者の方に講演するという役割がありました。先生方には、私から、そして保護者の方には同行した本園の主任がスピーチしました。

「你好谢谢你邀请我们」(こんにちは、私達を招待して下さってありがとうございます)と片言の中国語で挨拶すると会場の先生方から温かい拍手が♪ 何だかとても嬉しい気持ちになりました。スピーチの前に"むすんでひらいて"の手遊びをしました。さすがに幼稚園の先生です。皆さん笑顔で私と一緒に手遊びを楽しんで下さいました。
講演のテーマは「自発性を重視し、遊びの中の学びを育む幼児教育について」
通訳のKさんが事前に私のプレゼンを一生懸命に勉強して通訳して下さいました。中国の先生たちは、スマホ片手に研修に参加し、頷いたり、笑ったり、メモを録ったり動画の場面では録画したりしながら熱心に耳を傾けて下さり、研修への意欲を感じました。
「先生の話で心の根っこを育てることの大切さに共感した」などの声を頂き、中国も日本も人間形成の基礎を培う幼児教育を大切にしていることに共感を覚えました。

園内を見学しました。この日は、9月から入園する国際部の子どものプレ保育が行われていました。德美教育グループでは伝統・技能を伝えるとともに心育ても大切にされています。各保育室は、科学や読書・自然・手と頭を動かすなどのテーマが設けられたコーナー遊びの場やお店やさんごっこができる屋台のような場が設置されていました。子どもたちが書いたであろう「寿司 がんこ」といった看板もあり、日本の食文化も遊びに取り入れられていることを微笑ましく思いました。遊具・用具・色合い等、環境の素晴らしさには目をみはるものがありました。そんな中、先生たちが集めてきた木や布・毛糸などが豊富に用意された制作の部屋にひときわ心が惹かれました。ここで、子供たちが自由な発想でものを創り出すということを聞き、子どもの主体性を大切にした保育を進められていることに共感を覚えました。保育参観を通して、学ぶことがたくさんありました。