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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

自由参観"秋の木を描こう"

園長
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今日は自由参観日です。
年長空組では"秋の木を描こう"というテーマで心にため込んでいる秋を絵に表現しました。
"思いっきり描かせたい"そんな教師の願いで大きな段ボールを使いました。筆も通常の絵筆だけはなく、刷毛も準備してありました。

保育室から外を見ると、近隣公園の銀杏が黄金色に輝いています。棚田ではもみじが真っ赤に紅葉し(子どもたちはこの木の下を秘密基地といっています)柿の実は美味しそうに熟れています。その中で毎日遊び、秋を満喫している子どもたちです。

段ボールが並べられると、自分の思いをどんどん描いていきます。担任の先生はそんな姿に
「凄いね」「その葉っぱ素敵」「いいよ。いいよ。」
「自分の思うように描いて」と褒めたり励ましたりします。
自分たちの表現を認めてくれる先生を信頼し、思う存分筆を走らせます。
「楽しいな」「うん。楽しいね。」
そんな会話が聞こえてきます。私たちはいつもこの声を待っているのです。「楽しい」は遊びが充実・満足しているからこそ出てくる言葉です。そんな会話を聞くとこちらまで嬉しくなります。
先生が用意した絵の具の色も素敵だなと思いました。どんどん描き込んでいきます。給食の後にも「続きする」と、また描きます。
この遊びを通して、やろうと思う意欲や集中力・粘り強さ・友達と協調すること・創造力・表現力等の力を育んでいるように感じました。これらの力は、将への実を結ぶ種になると思っています。