朝晩、めっきり冷え込むようになりました。
秋真っ盛りのこの頃、学園内の"紅葉葉楓(モミジバフウ)"が真っ赤に紅葉しました。
３歳児の子どもたちは、みんなで秋を見付けに、散歩に出かけました。

「きれいな葉っぱを見付けよう」とみんな手には袋を持っています。
紅葉した木を見付けるとかけより、落ち葉を拾います。
「見て!」「見て!」赤や黄色に染まった葉っぱを見付けては、見せてくれます。
「紅い葉っぱ」「これ黄色」「おっきい」
「赤ちゃんの葉っぱ」
大きさや色・形の違いに心を揺り動かしながら集めます。
「これ､穴開いてる」と穴から景色を覗いている子もいました。

「あっ!　あっち、揺れてる」見ると紅葉葉楓の木の葉が揺れてるのです。太陽の光と重なってとっても綺麗です。みんなその木に向かって駆けていきます。
実は、昨年まで子どもたちがお世話になっていた法人の方が、子どもの姿を見て、ちょっとしかけをして下さったのです。楽しい遊び心に子どもたちは大喜びでした♪

「わぁー。紅葉!」「いっぱい」「きれい!」
「みて!」「こんないっぱい」
みんな笑顔いっぱいで、心を弾ませながら、我先にと感動を伝えてくれます。小さな身体で生きる喜びをいっぱいに感じているようでした。

中国の老子の名言に
「聞いたことは忘れる　見たことは　覚える
やったことは　わかる」という言葉があります。

体験を通して心を揺さぶられる経験は、子どもたちの豊かな心を育てます。
"みて、ふれて、感じて、考えて、表す"
いろいろな体験から学ぶことを大切にしたいと考えています。