12月は子どもたちの心がワクワクする月♪　園の玄関では、3歳児が創ったツリーやサンタクロース、トナカイがみんなを迎えてくれています。一人一人の作品は幼さがみられますが「サンタさん来てくれるかな♪」と願いながら一生懸命つくりました。できた作品を壁面に構成していくと素敵な夢の世界が広がりました☆

　この月、園内はクリスマスソングを歌う子どもたちの弾んだ声が響いています。そして、それぞれのお部屋ではサンタやトナカイ、クリスマスツリーなどが飾られ、大人の私たちもワクワクした気持ちになります。
4歳児の保育室でサンタさんについて話合う場面に出会いました。「サンタさん今、おもちゃとかロボットとか作ってるんだよ」「夜になったらくるよ」「上手に寝てる子にプレゼントあげるんだよ」「寒い国、雪の国に住んでるよ」「おうちはお菓子のおうち」...等　サンタの世界に夢を広げていました。一人一人の思いに「そうそう」「そうだよね」「会いたいね」なんて心の中で共感しながら聞いていました。その後、子どもたちは自分がイメージしたサンタの絵を描きました。"お菓子で出来たおうちの前でサンタがソリに乗り、トナカイに行くよと声をかけています。外は雪が降り、サンタさんが作った雪だるまが笑っています。空は真っ暗、さあいよいよ出発です"楽しい子どもたちのメッセージが聞こえてきます。

　5歳児の保育室にもサンタの絵が掲示されていました。5歳児になると"見る力"も育っています。家もツリーもソリに乗るサンタの姿もしっかりと捉えています。四つ切り画用紙を4枚繋げのびのびと描きました。
　隣のクラスは、切り紙で作りました。巧みなはさみさばきで細かい部分まで丁寧に表現していました。

　子どもの作品を見ていつも思うのが、心の柔らかさ、発想の豊かさです。みんなみんな素晴らしい!
そして、子どもの伸びる力を信じ、環境構成に努める先生方の一生懸命さが子どもの表現力高めていると感じています。