短大フェスティバルで今年度最後の舞台演奏を終えた年長組の子どもたちは、年中児の子どもたちに"マーチングの引き継ぎ式"を行いました。

遊戯室に集まった年中児は、年長児の演奏を聴きました。年長児はお兄さんお姉さんらしくカッコいい姿を見てもらおうと一生懸命に演奏しました。そんな姿を年中児は憧れの眼差しで見ていました。

年長の先生から、楽器の名前を教えてもらった年中児は、自分が鳴らしてみたい楽器のところに行き、年長児から持ち方・打ち方を教えてもらいます。まずはバチの持ち方を教えてもらい、いよいよ楽器を鳴らします。年長児が「ト・ト・トマト　はい、できる?」と優しく教えてくれます。「僕の手見ててな。合わせて打って」

「そう、それでいいねで」といつも先生が指導しているように上手に教えてくれました。
なかなか思うようにはいかないけれど、憧れていた楽器を触ることができた年中児は、喜びいっぱいの表情でした。

その後、年中児から年少児へのフラッグの引き継ぎも行いました。年少児の子どもたちは、やってみたかったフラッグをもって笑顔いっぱいでした。教えてあげる年中児の子どもたちがとても頼もしくみえました。
優しさと思いやりがいっぱいの異年齢交流の時間でした。