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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

【西田】梅雨のお客様~命の教育~

園長
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梅雨の時期、幼稚園にも雨の大好きなお客様がやってきました。

蛙・オタマジャクシ・ザリガニ・カタツムリ...「お父さんと一緒に捕まえたよ」「おばあちゃんが採ってきてくれた」等と小動物と一緒に嬉しそうに登園してきます。

保育室では、早速、見たり、触ったりしながら「わぁー」「すごい!」「跳んだ!」「捕まえて!」「はさみこわ~」等と歓声が広がります。
遊んでいるうちに小動物にも名前がつきます。蛙は「ケロちゃん」名前をつけると友達のように親しみを感じ、大切に接します。

ある日「何か痩せてきたな。お腹すいてんのと違う?」早速虫探しが始まります。でもうまく集まりません。そこで「おうちに帰してあげよう」と考え、園内のビオトーブに逃がすことにしました。「ケロちゃんありがとう」「元気でね」「また遊んでね」子供たちの優しい言葉が飛び交いました。

ザリガニ君も人気者☆年長組の子どもたちは、ザリガニの家や道を構成して遊びます。「オー!はさみ上げた」「後ろに下がった!
はやっ-」等心が揺さぶられます。

ある日、子どもが帰ったあとの静かな保育室で神秘的なドラマが生まれました。"脱皮"それを見付け心を奮わせた先生が教員ステーションに知らせにきてくれました。「先生!凄いですよ。見に来て~」どうやって脱いだのか・・足の先まで綺麗に脱皮していました。感動!

レイチェル・カーソンが伝える「センスオブワンダー」子どもたちへの一番大切な贈りもの☆それは、美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性を育てること。"子どもと一緒に自然を探検し、発見の喜びに共に胸をときめかせる教師でありたい"と思いました。