5月21日～24日、Ｙ１学年(中３)が沖縄へ宿泊研修に行きました。
　初日は平和ガイドさんの案内のもと、平和学習を行いました。白梅の塔で宿泊研修委員が平和の誓いを述べて献花を行い、私たちの平和への思いを祈念した後、平和の礎、南風原文化センター(20号壕)を見学しました。戦争で命を落とされた一人一人の命に向き合い、戦争の悲惨さと平和に改めて思いを馳せました。

　２日目も平和ガイドさんの案内の下、戦後の沖縄が抱える基地問題と生物多様性を考える１日でした。普天間、嘉手納、辺野古を展望し、沖縄に生活される人々の基地との共存の不安を肌で感じることができました。午後には美ら海水族館を巡り、海洋生物の多様性を学びました。

　３日目は沖縄の生物多様性について学びました。大渡浜海岸において、午前は琉球大学の学生とともにイノー観察やサンゴの移植体験を行い、午後にはシュノーケリング体験を行い、沖縄の海を肌いっぱいに体験しました。
　最終日は首里城公園を見学し、琉球王国時代をしのばせる建物や展示を熱心に見学、また、国際通りでのグループ行動で沖縄最後の1日を過ごしました。

　４日間を通して梅雨の時期にもかかわらず天気にも恵まれ、充実した４日間を過ごすことができました。現地で体験した多くの気づきを大切にして、過去から現在に至る沖縄を取り巻く状況について考えてもらいたいと思います。