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平成28年度入学式を行いました

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ここ数日の春らしい暖かさの中、校内の桜も満開となった4月4日(月)13時より、中学校・高等学校の入学式が挙行されました。
多くの来賓の方々をはじめ、保護者の方々や在校生・教職員の拍手に迎えられて、M3生(中学1年)141名、Y2生(高校1年)109名の新入生が入場しました。
それぞれの担任の先生から、一人ひとり名前が呼ばれ起立し、入学が許可されました。

古川謙二校長の式辞では、今日の雨の日にちなんだ春雨を詠った万葉集の短歌と共に「今日の雨は皆さんのこれからの新しい生活を歓迎する潤いの雨です」と冒頭にお話がありました。
また「和」の精神について、司馬遼太郎氏の書籍から緒方洪庵のエピソードや言葉が紹介されました。その中で「世のために尽くした人の一生ほど美しいものはない」という言葉とともに「皆も緒方洪庵のように、自分のためだけではなく人のために何をすべきかをいつも考える人になってほしい」という言葉と共に「緒方洪庵が灯した松明の火が日本の近代を照らす火に育ったように、皆さんも後世の人に『ありがとう』と言ってもらえるような、受け継がれていく素晴らしい火を灯してほしい」という思いが伝えられました。

また西川彭理事長からは「伝統は受け継ぐだけのものではありません。どんどん新しい伝統を創り上げていくことも大切です。これから奈良学園登美ヶ丘の新しい伝統を皆さんの手で創り上げていってほしい」とエールが贈られました。

登翔会からの記念品授与後、在校生代表の歓迎の言葉では、「奈良学園登美ヶ丘には誇るべき施設がたくさんあります。そして先生方もすばらしい方ばかりです。皆さんと一緒に、これからの新しい伝統を創り上げ、そして次に受け継いでいきましょう」と在校生代表から新入生に歓迎の言葉がありました。
これに続いて新入生代表から、新たな学校生活への「誓いの言葉」が述べられました。
最後に校歌を斉唱し、入学式を終えました。