外務省アフリカ部アフリカ第二課で活躍しておられる外交官をお招きして、Y２（高１）生を対象に講演会を開催しました。

「外交官の仕事」と題して、外務省の仕事、日本外交の５つの取組、外交官になって良かったことなどについてご自身の経験を交えてお話しいただきました。
日本の外交については、日本と国際社会における平和と安全保障、開発協力、日本経済の成長と繁栄の追求、日本についての理解の促進、「国民と共にある外交」の推進について説明いただきました。

外交官は日本代表としての仕事であり、歴史につながる仕事。国際会議等では歴史的瞬間に立ち会えることが醍醐味だと語られ、「常にフットワークを軽くどんどん挑戦してほしい」と生徒へメッセージを贈ってくださいました。生徒からは、海外の中高生はどんな活動をしているのか、外交官として紛争地へ行かれることはあるのか、外交官になるために一番頑張られたことは、海外の方と交流することで苦労されたことは何かなどの質問があり、丁寧にお答えいただきました。

講演会の後は、座談会を持っていただき、１０名の生徒が参加しました。そこでも生徒から、外務省で勤めようと思った動機、日本の文化で一番PRしたいこと、アフリカでどんなことをしていたのか、日本文化との違いと共通点、英語の勉強法、英語が一番伸びたと実感した経験などについて、次々と質問が飛び、時間ぎりぎりまでご回答いただきました。英語を話せるようになるための心構えとして、初めて海外へ行ったとき現地の学生と、たとえ居心地が悪くてもずっと一緒に付いて回ろうとしたことがよかったとアドバイスがありました。
今日の講座で生徒それぞれにグローバルな視野が広がったと思います。