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中高で一斉登校開始

校長
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今週(15日)から、中学校・高等学校で一斉登校をスタートさせ、全面再開としました。県内及び近隣府県の感染状況を見ながら、県の措置等も参考としての判断です。5月の臨時登校日、6月前半のクラスを2分割しての分散登校を経て、クラス全員が一堂に会しての授業を始めました。公共交通機関の混雑を避けるため、6月第4週まではこれまで通り、9時35分登校とします。また、M3・M4生は今週から給食も開始しました。

生徒たちは分散登校時には会えなかった級友たちとの再会を喜び、クラスの一体感を楽しむ反面、まだまだ厳しい感染防止のための新しい生活ルールを守ってくれています。

ある小冊子に、「私たちの日々の暮らしは、当たり前の小さな幸福に囲まれている。」という記事がありました。友達同士で大きな声で笑ったり、おしゃべりしたりする時間、机を合わせて楽しく話をしながらいただく昼食の時間、好きなところへ自由に出かけられること、家庭での団らんなど、ささいなことの素晴らしさをそれらができなくなったときにかけがえのないものだと知ることになります。「だからこそ、一日一日を大切に生きたい。・・・当たり前の一日を過ごすべく闘っている人があまたいるなか、感謝の心なく、自身も悔いが残る一日を過ごしていてはもったいない。」授業も部活動もこれから企画していく学校行事においてもそうです、と生徒たちに語っていきたいと思います。

梅雨のどんよりとした空の下で、少しずつ日常を取り戻しながら、今日も一日が始まります。それは当たり前のようでいて当たり前でない。謙虚な気持ちで一日を送ってほしいと願っています。